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2012年1月 1日 (日)

アズパンマン制作記 <④本編マンガ・CM作成>

さて、10月終わりの時点でOPとED部分とアイキャッチ・タイトルバックが完成して、

あとは間の本編部分とCMになったわけですが、

各所で「もうすぐできる」と言ってしまっていたり、自分としても早くこれを公開して

反応が見たいと思っていましたので、本編はなるべく手間のかからない方向で

おさめたいなあという気持ちがありました。

OPとEDだけでもかなり驚いていただける自信はあったので、

いっそこれでもう公開しちゃおうかともちょっと思いましたが、

本編を作れば絶対「本編きたー」的な反応をいただけることが予想できたので、

この際もうちょっとがんばってやろうかと。

せっかく作ったアイキャッチとタイトルバックも無駄になっちゃいますしね。

ネタのアイデアはアニメの製作中も同時進行でずっと考えていましたので

ざっくりと3~4本くらいありましたが、なるべく手間をかけないということで

1本目のジャムおじさんのネタはすんなりと決定。

2本目に関しては思いついたネタのどれも決め手にかけているところがあって、

1本目を作っている最中もまだネタが固まらないでいました。

「ヴァイキンマンとの対決」というのは当然ネタ候補としてあったのですが、

顔の交換を絡めようとすると、作るのにどうしてもかなりの手間がかかることが

予想されるため、なかなか制作に踏み出せないでいました。

(あと、顔の交換は定番の流れとはいえ、あずささんに似せたキャラの

首をとることにかなりの抵抗があったというのもあります。)

やがて1本目のネタとCM部分も完成し、もうこれで公開しちゃっても

いいんじゃないかと思っていた矢先にドドッとと降ってきたアイデアが、

「バイキンUFOではなくだだんだんで対決」「ワキ汗で顔をぬらす」

「怒りによる自己回復」「腹パンマン」という流れでした。

だだんだんならば造形が簡素なので、バイキンUFOにアームを出させるよりも

描くのも動かすのも意外と楽だし、自己回復にすれば顔交換のために

ジャムおじさんなどのキャラを出す必要もないので手間が省けると思いました。

「腹パン」オチに関しては、ほんわかした笑いを好むンモーさんにしては

ちょっと毒っぽかったかなあという気がしましたが、これは絶対いけると思ったので

絵的にやわらかくしてやればたまにはこのくらいの毒っぽさもいいかなと思い、

ちょっとどきどきしながらもやっちゃいましたね。

完成が見えると筆(?)の方も進むもので、仕事もそれなりに

忙しい時期だったのですが、この2話とCMは、1ヶ月程度で作成できました。

それでは、以下にて各話のもう少し詳しい作成状況の解説などを・・・

 

【アンパンマンとジュムおじさん】

Cap20111117221637

Cap20111117221524_2

Cap20111114220217_2

この結構なめらかに動いている冒頭のパンダウンの部分ですが、

Forzaアニメでキャラをや背景をスクロールさせる演出をするには、

ひたすら「ちょっとずらしては撮影」をくりかえしていくしかありません。

この部分は心を無にしてひたすら手を動かすこと数時間・・・

この数秒のために66枚もの絵を使用しています。

手前の木と草・地面とパン工場・奥の山と空でスクロールのスピードを変えて

立体感を出してみたつもりです。

ちなみに、パン工場の窓の「765」には気づいていただけたでしょうか・・・

そして最後のパンアップはこれの逆回しで。

アニメのアンパンマンのシメの音楽でオチを助けてもらう形になりましたが、

あの音楽できちんと「終わったw」と認識してもらえたところは

さすが国民的長寿アニメといったところでしょうか。

調子に乗ってこんなおまけ動画も作ってみたら、そこそこ伸びてしまったり。

E1

ネタとしては完全に1コマ漫画です。

特に意識してなかったんですが、コメントで「ネタがかりあげクンっぽい」とか

「ンモーPらしい」というのがあって、へーそうなのかなーと。

ネタ出しするときには確かにちょっとすかしてやろうというか、

こうくるだろうというのをちょっとずらしてやろうみたいなことは割と意識して

考えている部分がありますので、それが私のテイストになってるんですかね。

あと、たまに「ふきだしの中の文字までペイント」と思ってらっしゃる方がいますが、

申し訳ないですけどふきだしの中の文字は「後のせ」です。

それをやらないのはもちろん手間がかかるからというのが一番の理由ですが、

絵だけで1000レイヤーいっぱいいっぱいなのもその理由です。

そこはもう「漫画のふきだしの中だってだって写植だし」ということで割り切ってます。

「それじゃあすごくない」と言われるようだったら、それまでの動画だってことですよね。

 

【アズパンマンとヴァイキンマン】

Photo

冒頭の左右からキャラが出てくるところも「無心で撮影」です。(31枚)

Photo_2

「だだんだん」は各部のパーツや関節がはっきりしているので、色々なポーズを

とらせるのが比較的容易だったため、ちょいちょい動きをつけることが出来ました。

この辺はもう楽しくてノリノリで作っていましたねw

動きも演出的なものも、頭から順番にその場の思いつきで作っていきましたが、

ほとんど作り直しなしでどんどん組みあがっていきました。

この辺の作成枚数の見切りなどは、やはりこれまでの経験の賜物だと思います。

積み重ねは宝です。

Photo_3

こういう改変台詞が出てくるのも、アイマスが大好きだから。

ふざけた動画ばかり作っていますが、アイマス愛はそれなりのものだと

自負しています。

Photo_4

この場面は構図で少し苦労しました。

変則的な形の屋根の上に、レイヤー数の制限にも気をつけたうえで、

屋根のテカリでいいところが隠れないようにキャラや背景を配置するのは

意外と大変だったりします。

Photo_5

この場面は「頭に血が上って熱くなって水分が乾いて顔が元に戻った」というのを

絵だけで伝えきれる自信がなかったので、ヴァイキンマンに説明させました。

説明的な台詞を言わせて、その台詞説明的過ぎるだろ、と突っ込ませるのは

結構よくやるパターンです。(かりあげPの961編など)

W14

アンパンマンで「アンパンチ!」をするときにはこういう絵をはさんだりして

直接アンパンマンがばいきんまんにパンチするところは見せてないんですよね。

元アニメにそういう配慮がなされていることも考えると、果たして

「腹パンオチ」はやっていいのか、とちょっと悩みました・・・

P6_5

まあやっちゃったんですけどねw

なるべくコミカルな感じで、悲愴感が出ないようには意識したつもりです。

後ろのやられただだんだんの舌を出しているところは

ゲロゲロキッチンの貴音用の着ぐるみを意識した、というのは、

コメントを見る限り誰も気づいてくれてないようで・・・

 

【CM】

Soukou

Kurumaseisi

CM部分の走行動画はForza3ではなく、Forza4のものです。

ご存知のとおり、Forza4では車の屋根を撮影すること自体が難しいので、

Forza4を使って私がこれまで作ってきた屋根上劇場的な動画を作るのは

ほぼ不可能な仕様で、私自身非常にショックだったのですが・・・(知らねーよ)

幸いにForza3からForza4にペイントデータのコンバートができるので、

せっかくだからForza4も動画に組み込んでやろうということでこういう形にしました。

動画内で説明しているとおり、実際にこのカーデザインをForza4のストアフロントで

販売しているのですが、公開から数日で50件以上の購入がありました。

労せずして50万CR以上のマニーが転がり込んできたわけで、

このあたりも制作の遅れがいい方向に転がった部分かなあと思っております。

ちなみに『NMOCCHIO』はアンパンマン関連のおもちゃを扱う玩具メーカー

『PINOCCHIO(ピノキオ)』のもじり。

「アズパンマン号」のロゴはちゃんとForzaペイントで作ったものを

抜いて重ねています。

----------------

こうして当初想定していたとおりの【OP】→【Aパート】→【CM】→【Bパート】→【ED】の

各部分が完成し、あとはこれらをまとめて公開するだけとなりました。

これが確か11月の最後の日、30日だったかと思います。

「11月中には何とか公開したい」と思っていましたので、やろうと思えば

その日にアップすることも出来たのですが、公開はあえてその2日後の

12月2日にしています。

知らない人は知らないが、知ってる人は人は知っているその理由と、

公開後の反応を含めた感想や最後のまとめなどを次の制作記最終回にて。

(<⑤動画公開とまとめ>に続く)

Cap20111117221524

 

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